2019年03月29日

名勝探訪記 その6

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始でございます。今回も前回に引き続き、旅先で出会った見どころをご紹介します。

IMG_2021.JPG

今回ご紹介するのは開業から早10年が経過し、先日リニューアルも完了した埼玉県の鉄道博物館です。こちらは各種メディアの報道でも幾度となく名前が挙がるためご存知の方も多いとは思いますが、今回は約10年ぶりに再訪した際に発見した見どころを紹介させていただきます。

IMG_2022.JPG

まず館内に入って目に飛び込んできたのは10年前からこの場所の象徴であり続ける転車台と国鉄の名車たちです。目の前で眺めることはもちろん、こうして上から見下ろすこともできます。また単に車両を展示しているだけではなく、当時の駅風景を想起させる凝った装飾も魅力的です。定期的に展示車両も変化しておりますので、足を運んだ際は毎回ご覧になるのがよろしいかと思います。

IMG_2023.JPG

お次はレストラン“日本食堂”です。こちらも同じく国鉄時代の列車旅の華として隆盛を誇った食堂車の姿を今に伝える数少ない“資料”として貴重な存在です。

IMG_2024.JPG

真白いクロスに洒落たデザインのメニューがよく映えます。しかしこのクロスはビニール製であり、食堂車の持つ雰囲気を壊さぬよう配慮しつつ実用性も兼ね備えております。

IMG_2026.JPG

今回注文したのは食堂車の定番メニューであるビーフカレーでございます。ライスとルーが別に盛られたいつもより上品なカレーライスは、私が実感することのできなかった時代を脳裏に描き出してくれました。決してお値段は安くはないのですが、当時をご存知の方もそうでない方も味わっていただく価値のある逸品であると私は考えます。

今回はここまでです。次回は新館の展示車両を中心にご紹介します。


【柳井グランドホテルのホームページへ】

posted by yg at 19:16 | Comment(0) | 日記

2019年02月22日

名勝探訪記 その5

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始でございます。今回も前回に引き続き、旅先で出会った魅力的な場所をご紹介します。

IMG_4867.JPG

今回は舞台を再び北陸に戻し、富山県氷見(ひみ)市から高岡(たかおか)市にかけてのレンタサイクル旅をご紹介します。この一帯では氷見駅、道の駅氷見(ひみ番屋街)、雨晴(あまはらし)駅の3か所で借りることができ、その貸出場所相互での乗り捨てが可能となっております。これは基本的に借りた場所へ返却することが原則であるレンタサイクルとしては特殊な業態であり、このシステムによって旅の楽しみが大きく広がることになります。

IMG_6168.JPG

私が訪問した際は道の駅氷見から富山屈指の景勝地である雨晴海岸に向かって走りました。この海岸沿いのルートは「富山湾岸サイクリングコース」という自転車道の一部として選定されており、ほぼ全区間を通して快適に自転車旅を楽しめる設備が整っています。もしご自身で自転車を持ち込むことさえできれば、この氷見市一帯だけでなく富山湾岸サイクリングコースの全区間をお楽しみいただけるかもしれません。なお反対側の終端までは新潟との県境に近い朝日町まで約80kmございます。

CIMG6295.JPG

この区間の見どころといえばやはり眼前に迫る富山湾の景色です。しかしただ見えるだけではなく、その向こうに立山連峰の望むことができるのが最大の特徴でございます。実は海の向こうにここまで高い山々を見ることができる場所は世界で見ても例が少なく、富山が誇る素晴らしい景勝地であることがこの事実からも伺えます。しかし立山連峰をはっきりと拝めるほどの好天に恵まれることは少なく、訪問したときに見えるかどうかは運次第となってしまうのが少し残念です。私も挑戦してみましたが、ご覧の通り霞んでしまいはっきりとは見えませんでした…。

IMG_6213.JPG

ただ仮に立山連峰が見えなかったとしても、波のおだやかな富山湾の景色は見ていてとても楽しいです。冬場は雪も降るため自転車を借りることはできませんが、暖かくなってきた時期に是非自転車旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。

【柳井グランドホテルのホームページへ】

posted by yg at 20:17 | Comment(0) | 日記

2019年01月31日

名勝探訪記 その4

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始でございます。今回も前回に引き続き、旅先での見どころをご紹介します。

CIMG7984.JPG

今回は関東圏から程近い群馬県の碓氷峠(うすいとうげ)から「アプトの道」をご紹介します。この碓氷峠といえばJR線で最も急角度であった勾配を擁することで大変有名です。路線としては1997年の北陸新幹線長野暫定開業と引き換えに廃線となった信越本線横川(よこかわ)〜軽井沢間が該当し、専用の機関車を用いなければならないため運行上でも屈指の難所でございました。

CIMG7993.JPG

そんな重要な歴史を持つ線路を野晒しにはできないと遊歩道として整備されたのがアプトの道です。「アプト(式)」とは車両が急勾配を登るために歯車をラックに嚙み合わせることで推進力を増強する方法のことで、碓氷峠では1963年までこの方法が用いられました。以降廃止まで補助機関車以外は通常と同様の方式で運行されましたが、その特徴ある運行システムは横川駅近くの“碓氷峠鉄道文化むら”にて実物を交え深く知ることができます。

CIMG8001.JPG
CIMG8049.JPG

アプトの道は一部を除き、廃線となった区間に沿って続いていきます。傷みはあるものの信号機や標識も残され、さらには実際に使われていたトンネルを通る区間もあり、鉄道がこの地に存在したことを雄弁に語りかけてきます。またレンガ造りの建物が目を引く丸山変電所跡や山中の静かな雰囲気が心地よい碓氷湖など、定期的に見どころが現れ退屈しないのもアプトの道の特徴と言えます。

CIMG8040.JPG
CIMG8041.JPG
CIMG8097.JPG

中でも私のおすすめはこの「峠の湯」です。起点である横川駅から約3km歩いたところで見えてくる日帰り入浴施設ですが、歩いた後に天然温泉で疲れを癒すひとときの心地よさは筆舌に尽くしがたいものです。もちろん食事や休憩の場としても使うことができ、当地観光の拠点として是非お立ち寄りいただきたい場所です。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。


【柳井グランドホテルのホームページへ】

posted by yg at 10:27 | Comment(0) | 日記