前回は「長編成」というテーマでプラレールの遊び方をご紹介しました。第2回のテーマは「駅」です。
プラレールの歴史は長く、発売から60年以上もの年月を刻んでいます。その歴史の中で、鉄道駅を模した商品も数多く発売されてきました。単純に列車を停めるだけのものから、音が出るもの、高架や地下のホームを再現したもの、踏切と連動しているものなど、どれも子供の想像力と好奇心を存分に刺激してくれます。
しかし前回も申し上げたように、年を重ねていくと「もっと本物に近づけたい!」という欲が出てきます。多彩なギミックを搭載した駅はとても楽しいのですが、反面「駅」としての機能は限定されていることが多く、停車させることはできてもホームの長さが足りないことがほとんどなのです。
プラレールは大多数が3両編成で販売されています。この3両編成を無理なくホームに収めるには直線レール2本分の長さが必要となります。さらに編成を長くするなら、それに合わせてホームも長くしたいところですが、こうしたとき継ぎ足すならやはりシンプルなものが一番です。
そこで、私はプラレールの駅としては最もオーソドックスな「プラキッズ駅セット」を少しずつ買い集めてきました。これは「プラキッズ」という小さな人形以外はホームと車両のストッパーしか付いていませんが、シンプル故にいくらでもホームを伸ばすことができます。加えてレギュラー商品で入手もしやすいため、安く売っているのを見つけては買い足してきました。
気づけば新幹線のような長い編成でもすっぽりと収まるくらいの長いホームが完成していました。やはり無理なく余裕を持って停車できると本物らしさがぐっと増し、線路を組んだときにレイアウトの要として見栄えもよくなります。本プランのお客様には遊びやすくするために敢えて6両分程度の駅を貸し出すようにしていますが、もう少し長くしたいというご要望がございましたらご予約時にお申し付けください。
今回のテーマはここまでです。次回は別のテーマをご紹介します。
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