本プランは2020年8月より販売を開始しました。密を避け、家族だけで楽しめることが好評を頂き、新聞・テレビ・ラジオで大きく取り上げていただきました。中には大人だけで利用させてほしいという方や、お子様は女の子だけというご家庭もあり、私が約20年大切に集めてきたプラレールを多くの方に楽しんでいただけることに本当に感謝しております。
一方で「もっと変わった遊び方をやってみたい!」というお声も度々頂きました。本プランは電車の形式が分かるお子様も、とにかく走るところがいっぱい見たいというお子様も両方楽しめるスタイルですが、私も小学生の頃そうだったように、遊び方にこだわりたいときが必ずやってきます。今回はそんな声にお応えして、プラレールの遊び方の極意を数回にわたってご紹介したいと思います。
第1回のテーマは「長編成」です。言いたいことは単純明快、「本物みたいに長い電車を走らせたい!」という夢を叶えることです。
長編成と聞いて真っ先に思い浮かぶのは新幹線が多いと思います。300km/hで走り抜ける新幹線はいつになっても子供たちの憧れです。もちろん私も同じでした。20年かかってしまいましたが、一部の新幹線は本物通りの編成を組むことができるようになりました。
例えば「はやぶさ」と「こまち」。実車と同じように連結させることができるため、プラレールに慣れ始めたくらいのお子様がよく借りていきます。
ですがせっかく長い編成を貸し出しても、線路のつなげ方を間違えてしまえば快適に走らせることはできません。意外と知られていないことですが、長編成を楽しむなら一番気を使うべきは線路なのです。
例えば、皆様は脚立や長机など長いものを2人で運んだ経験はありますでしょうか?長いものを持って歩くと、曲がり角で引っ掛からないように大きく回り込んで運ばなければなりません。
実はプラレールも同じことが言えます。プラレールの線路は基本どの車両でも走れますが、編成が長い場合カーブと坂道やポイントを直結させたときに脱線しやすくなってしまうのです。
つまりカーブを通るときは環境を整えようということです。線路を好きなだけ繋ぐことも良いですが、せっかく長編成を楽しむなら脱線しないようにして快適に走らせたいと思うのが常です。もし長編成のプラレールを楽しみたいというご希望がございましたら、ご予約時に是非お申し付けください。
今回のテーマはここまでです。次回は別のテーマをご紹介します。
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