2022年06月12日

懐かしの国鉄色を追いかけた日 その1

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。最近唐突に大学生の頃を思い出したので、昔の記録を引っ張り出してきました。懐かしの国鉄色を追いかけた日を思い返してみます。

CIMG2373.JPG

485系電車は、国鉄時代に日本全国を走り回った特急型電車です。直流・交流50Hz、交流60Hzという、JRの在来線で使われる3つの電源全てに対応できるこの車両はまさしく標準型車両でした。今の新幹線で言えば東海道新幹線のN700系です。日本全国どこでも使われましたので、昔は485系こそが当たり前でした。
(上写真は別日撮影)

しかしJRの時代になると徐々に第一線から退いていき、国鉄色485系は2010年頃に定期運用を全て失いました。その後は細々と臨時列車用で残されていましたが、それも2016年に全て引退となりました。今回書くのは最後まで残った仙台地区485系のラストランを追いかけた2日間のお話です。

当時埼玉県に住んでいた私は東北新幹線の一番列車で仙台入りすべく、大宮から「やまびこ」号に乗車しました。大宮で撮影した写真は残っていないのですが、混んでいたので自由席で立っていた記憶があります。今思えば、もしかしたら皆同じ目的で仙台を目指していたのかもしれません。485系の引退はそれくらいインパクトのある出来事でした。

IMG_3895.JPG

仙台駅に着くとすぐに東北本線に乗り換えます。この先の岩切(いわきり)駅で485系が運用前に待機しているという情報があり、その姿を記録しに向かいました。乗車したのは719系電車(上写真)。これも今となっては絶滅寸前です。この頃はまだ当たり前に見られましたが、雪国で活躍する車両の宿命か、わずか30年で大半が引退に追い込まれてしまいました。こうした何気なく撮った1枚の写真も、今振り返ればとても貴重です。

IMG_3899.JPG

岩切駅に着くと、既に多くのファンが記録のために集まっているのが分かりました。運用が始まる前からすさまじい熱気が伝わってきます。

IMG_3910.JPG

ヘッドマークは「ひばり」号のもの。主に現在の新幹線「やまびこ」号に相当する列車で、東北新幹線ができる前は関東対南東北輸送の主力を担う特急列車でした。もちろん私は乗ったことはありませんが、本でしか見たことがない名列車が見事に蘇ったあの光景は今でもはっきりと覚えています。まだ運用が始まる前だというのに、私も含めファンは大いに盛り上がっていました。

IMG_3927.JPG

その後仙台駅に戻り、「ひばり」号の走りを記録するために東北本線を南下しました。乗り継ぎの間に記録写真を1枚。たかが電光掲示板ですら、この日に限っては大変貴重です。画質が粗いのが残念ですが、記録しておいて大正解だったと今は思います。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。

【柳井グランドホテルのホームページへ】

posted by yg at 09:46 | 日記