2020年12月18日

「鉄道おもちゃ遊び放題」宿泊プラン 遊び方の極意 その1

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。今回は私にとって大きな転機となった「鉄道おもちゃ遊び放題」宿泊プランのお話です。

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本プランは2020年8月より販売を開始しました。密を避け、家族だけで楽しめることが好評を頂き、新聞・テレビ・ラジオで大きく取り上げていただきました。中には大人だけで利用させてほしいという方や、お子様は女の子だけというご家庭もあり、私が約20年大切に集めてきたプラレールを多くの方に楽しんでいただけることに本当に感謝しております。

一方で「もっと変わった遊び方をやってみたい!」というお声も度々頂きました。本プランは電車の形式が分かるお子様も、とにかく走るところがいっぱい見たいというお子様も両方楽しめるスタイルですが、私も小学生の頃そうだったように、遊び方にこだわりたいときが必ずやってきます。今回はそんな声にお応えして、プラレールの遊び方の極意を数回にわたってご紹介したいと思います。

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第1回のテーマは「長編成」です。言いたいことは単純明快、「本物みたいに長い電車を走らせたい!」という夢を叶えることです。

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長編成と聞いて真っ先に思い浮かぶのは新幹線が多いと思います。300km/hで走り抜ける新幹線はいつになっても子供たちの憧れです。もちろん私も同じでした。20年かかってしまいましたが、一部の新幹線は本物通りの編成を組むことができるようになりました。

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例えば「はやぶさ」と「こまち」。実車と同じように連結させることができるため、プラレールに慣れ始めたくらいのお子様がよく借りていきます。

ですがせっかく長い編成を貸し出しても、線路のつなげ方を間違えてしまえば快適に走らせることはできません。意外と知られていないことですが、長編成を楽しむなら一番気を使うべきは線路なのです。

例えば、皆様は脚立や長机など長いものを2人で運んだ経験はありますでしょうか?長いものを持って歩くと、曲がり角で引っ掛からないように大きく回り込んで運ばなければなりません。

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実はプラレールも同じことが言えます。プラレールの線路は基本どの車両でも走れますが、編成が長い場合カーブと坂道やポイントを直結させたときに脱線しやすくなってしまうのです。

つまりカーブを通るときは環境を整えようということです。線路を好きなだけ繋ぐことも良いですが、せっかく長編成を楽しむなら脱線しないようにして快適に走らせたいと思うのが常です。もし長編成のプラレールを楽しみたいというご希望がございましたら、ご予約時に是非お申し付けください。

今回のテーマはここまでです。次回は別のテーマをご紹介します。


【追伸】「鉄道おもちゃ遊び放題」宿泊プランの詳細は柳井グランドホテル公式ホームページにてご紹介しております。こちらをご覧ください。

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2020年12月16日

サンライズ瀬戸号乗車録A

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。今回は前回に引き続き、「サンライズ瀬戸」号に乗車した時のお話です。

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サンライズ号は実は2階建て車両です。通路を上手く配置し、少しでも定員を多くしようという努力が垣間見えます。

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昔は寝台車といえば真ん中もしくは車両の片側に通路を設け、寝台は上にあるようにベッドがカーテンで仕切られた2段式か3段式というスタイルでした。まだ客車スタイルが主流だった時代も個室車は多く生まれましたが、元々個室でない車両を個室に改造したため2階建てにはできません。サンライズ号の2階建て構造は時代の流れ、そして最初から個室として作られたために生まれたものといえます。

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ちなみに私が今回利用したのは車端部にある平屋の部屋でしたが、ベッドが上下合わせて2つあるタイプの車両でした。1人での利用でも料金は変わりませんが、サンライズ号には2人利用にも対応した個室が一部存在します。たまたまそういう部屋が予約できただけでしたが、部屋数は少ないためとてもラッキーでした。

21時30分頃、いよいよ「サンライズ瀬戸」号が走り始めました。30分もしないうちに瀬戸大橋を再び渡ります。私が乗っている東京行き列車では暗くてよく見えませんが、高松行きの列車では瀬戸内の朝を特等席で眺めることができます。今回はそれが叶いませんが、次回乗るときの楽しみにしたいと思います。

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橋を渡りきってすぐに児島(こじま)駅へ停車します(別日撮影)。ここからは本州に入り、陸続きの線路を東京まで走ります。

ちなみにこの児島駅でJR四国からJR西日本へ管轄が切り替わります。さらに滋賀県の米原(まいばら)駅でJR東海へ、静岡県の熱海駅でJR東日本へ管轄が変わりますので、合計4社の手によって「サンライズ瀬戸」号は運行されています。JRを4社もまたいで運行される列車は現在「サンライズ瀬戸」号が唯一です。寝ていると全く気づきませんが、分かる人には分かる見どころの一つといえます。

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高松駅から50分ほどで岡山駅に到着です。ここでは出雲市から来る「サンライズ出雲」号との併合作業が控えています。

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停車時間が長いためこれを見るために車外へ出てくる人も結構います。作業中は皆口を開かずに見つめていますが、これも1日1往復という希少さ故かもしれません。

岡山を出ると姫路、三ノ宮、大阪と停まり、主に夜行バスと同様の深夜需要を拾っていきます。夜行バスとは違い横になれることが最大のメリットですので、大勢ではないですが乗客は確実にいるようです。

この後京都あたりで寝てしまい、目覚めると横浜付近を走行中でした。まだラッシュ時間帯には早いですが、やはり夜行列車で迎える朝は特別な気分になります。できればゆっくりと余韻を味わいたいところですが、横浜の次は終点東京です。慌ただしく身支度を整え、東京駅に到着しました。

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7時を過ぎれば少しラッシュの喧騒が近づいた気がします。このサンライズ号も車両基地へ戻る準備を急いでいます。気づけばサンライズ号も登場から20年以上が経ち、この光景もいつまで見られるか分かりませんが、彼らの活躍が末永く続くことを願い、ホームを後にしました。

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夜行列車という存在が非日常と化し、「ななつ星」のようなクルーズトレインが主流となってきた今、スタイルは変われど純粋な使命を果たし続けるサンライズ号にはこの先どんどん注目が集まってくると思います。余命が宣告され非日常がさらに遠ざかってしまう前に、一度サンライズ号に乗車してみてはいかがでしょうか。

今回はここまでです。次回はまた別のテーマで書かせていただきます。次回もよろしくお願いいたします。



【追伸】前回冒頭でご紹介した新しい「鉄道おもちゃ遊び放題」宿泊プランは、密を避けて家族だけで楽しめる点が大変好評を頂いております。詳しくはこちらをご覧ください。

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2020年12月13日

サンライズ瀬戸号乗車録@

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。今回は久しぶりに旅のお話をさせていただきます。

前回までは鉄道模型の世界へ足を踏み入れたお話でしたが、記事の作成直後から新しい宿泊プランの作成と英語の学習を本格化させたため、しばらくお時間を頂いてしまいました。ですが現在の新型コロナウイルス第3波が到来する前に少しだけ出かけてきましたので、そのときの模様をお伝えします。今回はまず前置きです。

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旅には様々な目的がありますが、今も昔も目的のために移動しながら一夜を明かしたいという需要は根強くあります。昔は航空機も新幹線も路線や価格が限定され、目的地へ朝早く到着するには夜行列車を使うしかないという場合が多く存在しました。しかし現在は高速移動が容易となり、夜行が欠かせない区間は激減したため列車で大量輸送する必要はなくなりました。残った需要は専ら夜行バスが拾い上げているようです。

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しかし現在でも1本だけ、走り続けている夜行列車があります。それがこの「サンライズ瀬戸・出雲」号です。この列車は東京から東海道・山陽本線を走り、途中の岡山駅で高松行きと出雲市行きに分割してそれぞれの目的地を目指します。瀬戸号と出雲号はそれぞれ7両編成。東京〜岡山は2本繋いだ14両編成で走ります。

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この列車が今に至るまで生き残っている理由の一つに、使用する車両が日本で2例しかない「寝台電車」(≒機関車を使わない夜行列車)であることが挙げられます。一般に知られる夜行列車といえば、上の写真にあるように、先頭の機関車が後ろの客車を引っ張るスタイルが主流でした。このスタイルは機関車を変えたらどこでも走れる反面、加減速が鈍く最高速度も遅い弱点がありました。

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しかしこの列車ではモーターを積んだ車両を中間に複数配置する、通勤電車と同じようなスタイルを採用しています。この方式では客車スタイルの弱点を克服し、車内も現代の需要に合わせ個室車両が多くを占めるようになりました。昔は架線から電気を取れる路線と取れない路線、また架線に流れる電気が違う路線と、夜行列車が走る環境にも多くの違いがあり、環境が限定される電車スタイルは少数派にならざるを得ませんでした。夜行需要のある路線が限定された現在ではその問題が解消されたため、サンライズ号が活躍できるようになったということです。

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ですが1日にたった1往復しか走らない夜行列車ですので、狙って乗らなければそうそう巡り合えるものではありません。そのため今まで乗る機会には恵まれませんでした。しかし今年10月、ついにサンライズ号へ乗車するチャンスを得ました。乗車区間は高松〜東京。上り「サンライズ瀬戸」号を完乗しました。

柳井から四国といえば松山行きの防予フェリーが真っ先に浮かびますが、松山駅には「サンライズ瀬戸」号が停車しません。そこで新幹線で岡山まで出てから瀬戸大橋を渡り、電車で高松駅を目指すルートを選択。瀬戸大橋を渡るのもかなり久しぶりでした。

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岡山〜高松は電車で1時間ということもあり、通勤・通学需要がとても旺盛です。その往来を強力に支えているのは、上の写真にある在来線屈指の俊足を誇る快速「マリンライナー」です(別日撮影)。1時間に2本の高頻度、先頭車は2階建て、さらに見晴らしの良いグリーン車まで備えます。本命はもちろんサンライズでしたが、この「マリンライナー」に乗るだけでも私は十分に楽しむことができました。

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「マリンライナー」で高松駅に到着したのは21時過ぎ。既に駅構内のコンビニ以外は閉店してしまいました。できれば乗車前にうどんを頂きたかったのですが、それはまた次の機会に取っておこうと思います。

コンビニで簡単な買い物を済ませたらいよいよサンライズへ乗車しますが、今回はここまで。次回もよろしくお願いいたします。



【追伸】冒頭でご紹介した新しい「鉄道おもちゃ遊び放題」宿泊プランは、密を避けて家族だけで楽しめる点が大変好評を頂いております。詳しくはこちらをご覧ください。

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