2020年07月04日

Nゲージ開封〜KATO製489系”能登”編〜

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。今回は前回に引き続き、購入した鉄道模型を開封した様子をご紹介したいと思います。

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今回はこちら。KATO製の489系「能登」号9両編成のセットです。基本セットと増結セットに分かれています。

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「能登」号はかつて上野〜金沢間を結んでいた夜行急行で、今から約10年前に車両の老朽化によってこの車両を使った定期運行が終了し、その2年後に別の車両を使って細々と続いていた臨時運行も終了した過去の列車です。また半世紀にわたる歴史を紡いできた所謂「ボンネット」タイプ車両の最後の定期運用でもありました。この「能登」号に使われた車両を保存しておきたいというファンの熱意はすさまじく、先頭車の片方は京都鉄道博物館、そしてもう一方はJR北陸本線・小松駅前の広場に保存されています(上の画像は小松駅前の広場にて撮影)。

続いてはいよいよ模型の紹介ですが、その前に「KATO(カトー)」という言葉についてもご説明します。KATOとは鉄道模型のブランドの一つです。製造元の会社は「株式会社関水金属」といいます。会社名とブランド名が異なるため、厳密には「関水金属製」と名乗るのが正しそうですが、ファンの中ではKATOというブランド名がかなり浸透していますので、私も「KATO製」と呼ばせていただきます。

このKATO、鉄道模型の世界では日本屈指の知名度を誇ります。その理由はもちろん造形技術の素晴らしさにあります。試しに開封した先頭車両のアップ写真をご覧いただきますが…

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この通り、忠実という言葉を具現化したような精密さです。プラレールも20世紀に販売された製品と比べたら驚くほどの進化を遂げていますが、実物を150分の1スケールにそのまま縮小した鉄道模型の造形にはやはり敵いません。レールを敷き編成を組んでスイッチを入れたならば、きっとすぐにモーターを唸らせ快走する「能登」号の雄姿を拝むことができるはずです。

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せっかく買ったのに「できるはず」などど語尾を濁したくはないのですが、この「能登」号、9両も繋いでいるため走らせる上で十分な空間を用意してやらなければウロボロスのように車両が円を描くだけで全くサマになりません。一応線路を広げる場所は考えてありますので、今回は車両をじっくりと眺めるに留め、また今度ゆっくり走らせたいと思います。

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ちなみにこの489系、運行当時は私の好きな「はくたか」号にもたまに充当されていました。普段使われている車両にトラブルが発生した時だけ見られた運用でしたが、往年のボンネット車両が新型車両に交じり、性能限界ギリギリまで踏ん張って走る姿は今でもファンの心を掴んで離しません。付属のシールにも「はくたか」用の行き先表示がしっかりと収録されています。時間があれば、こうしたシール類もどんどん貼っていきたいと思います。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。

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posted by yg at 19:33 | Comment(0) | 日記

2020年06月26日

新しい世界に飛び込む

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。前回の投稿から当ホテルの臨時休館と全国の緊急事態宣言を挟み、約2か月が経過いたしましたが、今回の記事はその間にあったお話をさせていただきます。

感染拡大防止のためにはStayhomeが有効、という呼びかけがなされておりましたので、当然ながら大きな移動を伴う旅行は期間中一切しておりませんでした。しかしその代わりに、私の旅に対する欲求を満たしてくれたのがインターネットでした。最近は検索すればいくらでも古い鉄道映像が出てきます。今になるまで見向きもしなかった路線や車両を検索したときはもちろん、私の生まれていなかった頃の映像でも簡単に期待に応えてくれます。

そして私が最近注目しているのは、鉄道は鉄道でも模型の世界です。あの高価で精密な「おもちゃ」の世界。プラレールとは違う新しい扉を押し開けた感覚がしました。ちょうどキャッシュレス5%還元も6月末で終了してしまいますので、今のうちに気に入った車両とレールセットを買っておこうといくつか注文してみました。

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それがこちらです。決して安くはありませんが、いずれキャッシュレスのポイントとして多額の還元があるのでそれまでは買い控えて帳尻を合わせます。これから少しずつ開封して紹介するのが楽しみです。

とはいえ私はたとえ模型を何両手に入れようとも、根っこはプラレールにあるつもりでいます。鉄道模型とは違い、プラレールはデフォルメがなされています。その厳密にこだわりすぎないセンスと、技術の進歩によりどんどん実物に似てくる造形の美しさを行ったり来たりするところがプラレールの魅力の一つです。車体も大きく、フル編成にしてみるとなかなかの迫力があるので、これからも時間に許す限りでプラレールへの探求は続くと思います。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。

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2020年04月22日

時刻表のお話(後編)

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始でございます。今回は前回の続きから書かせていただきます。

前回は最後に東京駅9時台の時刻表を例として、新幹線の号数振り分けに関する不規則性を取り上げました。今回はその答え合わせから始めたいと思います。

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まずはもう一度東京駅9時台の時刻表をお示しします。今度は行き先も含めて表示してみます。

9:00 のぞみ213号 新大阪行き

9:03 ひかり505号 岡山行き

9:09 のぞみ19号 博多行き

9:18 のぞみ307号 新大阪行き

9:21 のぞみ215号 新大阪行き

9:24 のぞみ309号 新大阪行き

9:27 こだま713号 名古屋行き

9:30 のぞみ21号 博多行き

9:33 ひかり637号 新大阪行き

9:42 のぞみ217号 新大阪行き

9:48 のぞみ313号 新大阪行き

9:51 のぞみ85号 広島行き

9:57 こだま715号 新大阪行き


やはり何度見ても号数の振り分けや行き先が不規則です。しかし決して適当に割り振っているわけではありません。実は新幹線の号数は「種別」「方向」「行き先」の3つの要素から成り立っているのです。

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まず「種別」。これは簡単です。東海道新幹線では現在「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種別が用いられていますので、それぞれに振り分ける番号を分けています。

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次に「方向」。これも単純です。お気づきかもしれませんが、先に挙げた時刻表の号数は全て奇数が並んでいます。一つたりとも偶数は存在していません。

これはJRの列車号数振り分けが伝統的に「東京方面を上り列車とし、その上り列車の号数は全て偶数とする」と定める慣例が理由です。東京駅から発車していく列車は当然下り列車しかありませんので、必然的に全ての列車の号数が奇数で割り振られることとなります。

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最後に「行き先」。これが複雑です。平たく表現すると主に始発駅から終着駅までの区間別になっております。例えば上の時刻表にある「のぞみ19号」「のぞみ21号」は東京〜博多間を走破するのぞみ号という重要度の高い列車になりますので、最も数字の若い1号から順に割り振られています。一方で「こだま713号」「こだま715号」は各駅に停まる区間列車ですので、701号から始まる数字の大きな番号が割り当てられています。

最後の項目をまとめると、新幹線では行き先や区間に応じて数字のグループが割り振られているため、同じ属性を持った列車は1号、3号、5号…というようにその数字のグループで最も小さい数字から順に号数が振られていく、ということになります。

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ちなみに定期便と臨時便は同じ区間を走る列車でも号数が分かれているため、慣れてくると号数を見ただけで臨時便かどうかを見分けることができます。頻繁に新幹線を利用するという方は見分け方を知っておくと良いかもしれません。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。

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