2020年06月26日

新しい世界に飛び込む

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。前回の投稿から当ホテルの臨時休館と全国の緊急事態宣言を挟み、約2か月が経過いたしましたが、今回の記事はその間にあったお話をさせていただきます。

感染拡大防止のためにはStayhomeが有効、という呼びかけがなされておりましたので、当然ながら大きな移動を伴う旅行は期間中一切しておりませんでした。しかしその代わりに、私の旅に対する欲求を満たしてくれたのがインターネットでした。最近は検索すればいくらでも古い鉄道映像が出てきます。今になるまで見向きもしなかった路線や車両を検索したときはもちろん、私の生まれていなかった頃の映像でも簡単に期待に応えてくれます。

そして私が最近注目しているのは、鉄道は鉄道でも模型の世界です。あの高価で精密な「おもちゃ」の世界。プラレールとは違う新しい扉を押し開けた感覚がしました。ちょうどキャッシュレス5%還元も6月末で終了してしまいますので、今のうちに気に入った車両とレールセットを買っておこうといくつか注文してみました。

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それがこちらです。決して安くはありませんが、いずれキャッシュレスのポイントとして多額の還元があるのでそれまでは買い控えて帳尻を合わせます。これから少しずつ開封して紹介するのが楽しみです。

とはいえ私はたとえ模型を何両手に入れようとも、根っこはプラレールにあるつもりでいます。鉄道模型とは違い、プラレールはデフォルメがなされています。その厳密にこだわりすぎないセンスと、技術の進歩によりどんどん実物に似てくる造形の美しさを行ったり来たりするところがプラレールの魅力の一つです。車体も大きく、フル編成にしてみるとなかなかの迫力があるので、これからも時間に許す限りでプラレールへの探求は続くと思います。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。

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2020年04月22日

時刻表のお話(後編)

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始でございます。今回は前回の続きから書かせていただきます。

前回は最後に東京駅9時台の時刻表を例として、新幹線の号数振り分けに関する不規則性を取り上げました。今回はその答え合わせから始めたいと思います。

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まずはもう一度東京駅9時台の時刻表をお示しします。今度は行き先も含めて表示してみます。

9:00 のぞみ213号 新大阪行き

9:03 ひかり505号 岡山行き

9:09 のぞみ19号 博多行き

9:18 のぞみ307号 新大阪行き

9:21 のぞみ215号 新大阪行き

9:24 のぞみ309号 新大阪行き

9:27 こだま713号 名古屋行き

9:30 のぞみ21号 博多行き

9:33 ひかり637号 新大阪行き

9:42 のぞみ217号 新大阪行き

9:48 のぞみ313号 新大阪行き

9:51 のぞみ85号 広島行き

9:57 こだま715号 新大阪行き


やはり何度見ても号数の振り分けや行き先が不規則です。しかし決して適当に割り振っているわけではありません。実は新幹線の号数は「種別」「方向」「行き先」の3つの要素から成り立っているのです。

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まず「種別」。これは簡単です。東海道新幹線では現在「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種別が用いられていますので、それぞれに振り分ける番号を分けています。

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次に「方向」。これも単純です。お気づきかもしれませんが、先に挙げた時刻表の号数は全て奇数が並んでいます。一つたりとも偶数は存在していません。

これはJRの列車号数振り分けが伝統的に「東京方面を上り列車とし、その上り列車の号数は全て偶数とする」と定める慣例が理由です。東京駅から発車していく列車は当然下り列車しかありませんので、必然的に全ての列車の号数が奇数で割り振られることとなります。

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最後に「行き先」。これが複雑です。平たく表現すると主に始発駅から終着駅までの区間別になっております。例えば上の時刻表にある「のぞみ19号」「のぞみ21号」は東京〜博多間を走破するのぞみ号という重要度の高い列車になりますので、最も数字の若い1号から順に割り振られています。一方で「こだま713号」「こだま715号」は各駅に停まる区間列車ですので、701号から始まる数字の大きな番号が割り当てられています。

最後の項目をまとめると、新幹線では行き先や区間に応じて数字のグループが割り振られているため、同じ属性を持った列車は1号、3号、5号…というようにその数字のグループで最も小さい数字から順に号数が振られていく、ということになります。

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ちなみに定期便と臨時便は同じ区間を走る列車でも号数が分かれているため、慣れてくると号数を見ただけで臨時便かどうかを見分けることができます。頻繁に新幹線を利用するという方は見分け方を知っておくと良いかもしれません。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。

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2020年04月15日

時刻表のお話(前編)

皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始でございます。今回は時刻表の謎についての記事を書かせていただきます。

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前回の記事でも取り上げましたが、去る3月14日にJRグループのダイヤ改正が実施され、これと前後して東海道新幹線から700系新幹線車両(写真上)が引退しました。700系は私の幼少期より当たり前のように見られた車両であり寂しくもありますが、登場から既に20年が経過しているためやむを得ない引退です。

一方その裏では東海道新幹線に新たな進化がもたらされました。それは700系が東海道の線路上から消えたことによって東海道新幹線内の全列車が285km/hでの運行が可能になったということです。

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旧来の700系、そしてさらに前の500系(写真上)では、東海道新幹線内では最高時速が270km/hに抑えられていました。これは東海道新幹線の開業が1964年と古く、当時の想定では今のように300km/h以上での運行はあり得ないものとされていたため、新幹線にとってはきつい曲線が多数存在することが理由の一つとされています。

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しかし現在活躍するN700系(写真上)のグループは改良と研究を重ね、最高時速を270km/hから285km/hに引き上げることに成功しました。そして今回全列車がこの速度に統一されたことによって列車ダイヤの効率が上がり、1時間に最大12本の「のぞみ」を運行させるまでに進化を遂げたのです。

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1時間に最大12本の「のぞみ」。ここに準速達の「ひかり」と各駅停車の「こだま」も加わりますので、列車の本数自体はこれよりさらに多くなります。計算上は平均で3〜4分に1本の新幹線が走っているわけですが、その号数の並びを見てみると非常に不規則です。

例えば2020年4月15日時点での東京駅9時台の時刻表を見ると、

9:00 のぞみ213号

9:03 ひかり505号

9:09 のぞみ19号

9:18 のぞみ307号

9:21 のぞみ215号

9:24 のぞみ309号

9:27 こだま713号

9:30 のぞみ21号

9:33 ひかり637号

9:42 のぞみ217号

9:48 のぞみ313号

9:51 のぞみ85号

9:57 こだま715号

一部規則性のある番号もありますが、例えばのぞみ号は213号の1本後が19号、というのは普通に考えたら脈絡がなく不思議です。ここにどういう意味があるのか…それは次回でお話しさせていただきます。次回もよろしくお願いいたします。




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